台風情報について正しく知りましょう!

こんにちは!スノーマンです⛄

お盆を間近に控えるタイミングで、あいにくの台風…
予報円も特大で、これは直撃間違いないな…なんて思っている方、いらっしゃいませんか?

台風情報を正しく知ることで、より正確に見定めることができますので、一緒に確認していきましょう☆

2年前にも解説したことがあるのですが、予想外の大反響でしたので、宜しければまずはそちらをご覧いただけると、より今回の解説も理解できるかと思います。
以前のブログはこちら

それでは早速ですが、2021年8月5日9時時点の台風情報を見てみましょう!
(こちらは気象庁よりお借りいたしました。)

東寄りに位置し、8日頃に関東に影響する恐れのある熱帯低気圧は、まだ台風とは呼べない状況で、仮称「b」と記載されています。

現時点では予報円がかなり大きく、進路が読み切れないという状況です。
この状況も、接近に伴って、いずれ絞れてくることでしょう。

ここで注目したいのは、予報円の大きさは進路の予想範囲が広くなればなるほど大きくなるというもので、台風の大きさや強さとは関係ないという事です。
さらに、予報円に入る確率は70%とされており、逆に言うと30%はこの円から外れるという事になります。
また、勢力は常に990hPa程度と、弱い部類の台風となります。
その証拠に、同等の勢力とされている西側の台風9号も、通常は赤い円で表現される「暴風域」つまりは秒速25m以上の風が吹くエリアが示されておりません。

ちなみに黄色い円は「強風域」というもので、秒速15mの風が吹くエリアの事です。
体感的には、秒速10mで「風の強い日」、15mは「かなり風の強い日」という感覚です。

結論としては、上記の図を参考にしてお考えいただきたいのですが、「b」は弱い部類の台風で、現状、進路が南寄りに変化しており、予報通り(青い線のルート)なら八丈島辺りを通過することになります。この場合、栃木県は強風域にも入らない程度の影響しかないことが予想されますので、「風の影響はあるかな?」という確率が、70%の内の半分、つまり35%程度。その中でも直撃コースを通る確率は、さらにその半分近くの約20%くらいかな?と、ざっくりとした状況をとらえることができます。

あとは、近付くにつれて狭まる予報円から再度確率を概算で導き出すことで、おおよその危険度を察知することができると思います。

台風9号についても同様に予報円がまだ大きいので、見極めが必要だと思います。

感覚としては、直撃コースであればキャンプはされない方が無難だと思います。
場合によってはキャンプサイトをクローズすることも視野に入れなくてはいけません。

また、コテージについては、ご自宅からこちらまでのエリアで警報が出るような状態であれば、移動も困難だと思いますので、中止にすべきと考えます。
サンタヒルズでは、その際のキャンセル料は頂戴いたしません。

ですので、直前までよく見極めてご判断いただくのが一番だと思います。
その上で無理をせずに楽しめれば一番良いですね☆

それでは、このお盆ウィークが皆様にとって良い一週間となるよう、心より願っております。

※5日17時追記 少し北寄りに進路を変えましたね。引き続き注視していきましょう!